ポツンと暗闇に浮かび上がる緑色の光。
正体は「シイノトモシビダケ」というキノコ。
漢字では「椎の灯火茸」と書き、シイノキの枯木に発生します。
傘の直径は僅か1㎝程度と、光っていなければ見落としてしまうサイズ。
日本の固有種で、八丈島、和歌山、宮崎、屋久島などなど各地で報告があります。
長年、神津島ではないものとされておりましたが、昨年島民により発見されました。
あると知ったら自力で見つけたいもの。
昼間に目ぼしいポイントを押さえ、暗闇で見つけたときは感動しました(^^)
話はそれますが、私は専門学校を卒業後、4年近く小笠原諸島の父島でガイドをしておりました。そこでも光るキノコ(ヤコウタケ)があり、よくナイトツアーで紹介してました。
本日は小笠原諸島が返還されて50周年の日。そう思うとどこか感慨深いものがあります。
↑ヤコウタケ。小笠原では「グリーンペペ」というかわいい名前で呼ばれています。
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