昨年の冬にフルアースが参加した環境省の「夜空の明るさ調査」の結果が発表されました。
今回の神津島は「すごい」です!!
神津島は全ての地点(よたね広場、赤崎遊歩道、三浦湾展望台、ヘリポート)で、最上クラスの21等級を越えました。
最高値は赤崎遊歩道と三浦湾展望台の「21.7等級」です。
数値が21等級以上ですと、「天の川の複雑な構造が確認でき、星団などの観測ができる夜空」と表現できるそうです。
実は個人的に冬の調査は手ごたえを感じていました。 神津島は冬の間、強い西風が吹き続けます。 上空で風が吹くと空気中の塵や埃が吹き飛び、空気中の透明度がぐっと上がります。その影響が今回の結果をもたらせた要因のひとつだと思います。 (風が強すぎるのが、難点ですが、、、)
さらに今回はおまけ付きです。
全国の調査結果を見比べますと、最も数値が高かった地域は「21.9等級」の沖縄の波照間。 神津島は上位から数えますと5番目、観測時間外の参考値を除くとなんと「全国3位」になります。しかも、1、2位はともに九州地方なので、東西で区切ると小笠原の父島と並ぶ「東日本1位」になります!!
ただ、調査結果は期間中の天候状況にも左右されますし、そもそも参加していない漆黒の地域もあるはずです。
あくまでも今回の観測を踏まえてのお話ですが、、、 それでも神津島の星空は全国に誇って良いと思います(^^)
↓ 詳しくは環境省のページをご参照ください ↓ https://www.env.go.jp/press/107017.html
↑ 冬季の観測風景
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