天上山でモウセンゴケの花が咲き始めました。
花は直径1㎝ほどと可愛らしい姿ですが、注目すべきはその葉っぱ。
しゃもじ状の葉には毛がたくさん生えており、その先端からはネバネバした粘液をだしています。
何のためかと言うと、その粘液に絡まった虫を食べるため!!
そう、いわゆる食虫植物のひとつです。
実際に虫が付いている葉もありました。
絡めとってゆっくり消化吸収するそうです、、、恐ろしい。
モウセンゴケは、全国各地に分布していますが、そのほとんどは湿地帯。
しかし、天上山では湿地から離れたガレ場で見ることができます。
(夏は水蒸気が山を覆うことが多いため、湿度が保たれているのでは?)
私も必死に池の周りで探してましたが、まったく見当違いの場所にあり驚きました。
これほど面白い植物があるのに、皆さん素通り、、、もったいないです。
中身は恐ろしいモウセンゴケですが、学名のDroseraはギリシャ語の露(Drosos)から来ており、ルーペやマクロレンズで覗くと非常に綺麗ですよー(^^)
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